INTERVIEWインタビュー

青森芝浦電子の従業員を支える 私の仕事

Gaman Minami


我満 望菜美

事務部 総務課

2018年新卒入社 青森公立大学経営経済学部経済学科

総務課で、給与計算や退勤管理などの労務関係の仕事を行っている。会社全体を管理し、社員が快適に働けるようにサポートする事で、働きやすい環境を作るのも総務の仕事の一つ。全ての部署と関わる総務課は、いい意味での「何でも屋」であり、組織を影で支える無くてはならない存在である。

企業説明会で伝わってきた青森芝浦電子の魅力

大学を卒業するまでは青森市の実家で暮らしていましたが、経済的にも精神的にも自立するために、就職を機に親元を離れて1人暮らしをしようと考え、敢えて実家からは通えない県内地域の企業を探していました。私は文系の学部でしたが、文系に人気の金融・保険業には興味がなかったので悩んでいたところ、ゼミの先生に「事務職は、文系・理系はあまり関係ないから理系の会社もみてみたらどう?」とアドバイスを頂いた事がきっかけで、後に青森芝浦電子を知る事になります。企業説明会では理系の会社を積極的に訪問して話を聞きましたが、その中で一番印象的だったのが当社でした。サーミスタの世界トップメーカーとしての成長性や安定性はもちろんですが、企業説明を行っていた若手社員2、3名の仲の良さがとても印象的で楽しそうに会社の説明をしていたので、きっと会社の雰囲気も良いだろうなと思い工場見学に行ってみたところ、やはり予想通りでした。当社を第一志望として就活をスタートさせ、内定を頂いたので迷う事なく当社一択で就活を終えました。

会社を陰で支える縁の下の力持ち

総務課を希望し無事内定を頂いたとは言え「実際どんな仕事をするんだろう?自分に総務の仕事が務まるのか?」という不安がありました。ですが一つ一つ仕事を覚えていくうちに総務の仕事とは、給与計算や勤怠管理などの労務管理の仕事はもちろんの事、社員が快適に働けるようにサポートし、職場全体を管理して働きやすい環境を作る役割があるという事に気づき、妙に納得したのを覚えています。私は、表舞台に立って仕事をするよりも裏方に回り陰で支えるような仕事が好きなので、誰かのお世話をしたり誰かの役に立ちたいという思いが昔からありました。3人姉妹の長女で妹2人の面倒を見てきたからでしょうか。こう見えて姉気質の私は、「会社を陰で支える縁の下の力持ち」のポジションで誰かや何かのお役に立てた!と実感できた時にやりがいを感じるので、総務課の仕事は自分に向いていると思っています。

「会社や社員の雰囲気の良さ」を伝える存在に

入社当初は右も左も分からない状態でなんとか仕事をこなし、気づくとあっという間に1年が過ぎていました。今年(2020年)でまもなく3年目になりますが、今後更に自分の知識を増やしていきたいという思いで色々な業務に挑戦し、積極的に仕事をするように心掛けています。例えば、以前は先輩と2人で作業していた給与計算業務ですが、丁度先月位から私1人で担当する事になりました。これまで私は前半の作業のみ担当していたので、後半の重要な部分は先輩に頼りっぱなしでしたが、1人で完結させるという事は、作業計画も自分で立てなくてはいけないので、責任感が強くなり自信にも繋がる事が分かりました。また、当社では派遣社員の方も働いているのですが、就業前の工場見学の説明も私が担当する事になり、製品の作り方の流れなど説明できるようになりました。先輩の仕事の仕方を見習い、私が入社前に感じた「会社や社員の雰囲気の良さ」を皆さんにも感じてもらえるように、一担当者として頑張りたいです。

話しかけられやすい雰囲気をつくる大切さ

総務の仕事は、社員を全力でサポートし、働きやすい環境を作る役割を担っているため、労務管理の他、福利厚生の管理や備品管理、社内行事の企画運営や、時には社員の困り事や悩み事を解決したりと業務内容は多岐に渡ります。全ての部署と関わる総務課ですので、私が仕事をする上で最も大切にしている事は、日頃から話かけられやすい雰囲気を作り、コミュニケーションを取る事です。ありがたい事に、パートさん含め優しくて明るい社員の方々ばかりなので、皆さんからも積極的に話しかけて下さり、スムーズに仕事を進める事ができています。課内でも毎日先輩と仕事の進捗を共有し、手が空いたらお互い協力してフォローし合うなどチームワークを大切にして、日々の業務をこなしています。

新しい事に挑戦して得たコト

総務課では、今年の新たな取り組みとして目安箱を設置し、社員の意見を吸い上げ風通しの良い職場環境を作り、社員が困っている事や悩んでいる事を改善しようという試みを行いました。設置後、早速意見が寄せられ早々に改善ができた案件は「駐車スペースの拡大」です。社員やパートさんの人数が増え駐車場が狭くなってきたので、駐車スペースの配置を見直し、車をより多く駐車できるように対応し改善する事ができました。皆さんが快適に通勤している姿を見ると、総務課として皆さんのお役に立てたという嬉しさを実感できたのと同時に、なにか新しい事にチャレンジするの大切さを学ぶ事もできました。課内で色々と意見を出し合い、試行錯誤する事により、自分自身の成長も感じる事ができたのです。まだまだ入社2年目で若手社員の立場ではありますが、総務課の一員として業務に貢献できるように何事にもチャレンジし続けていきたいと思います。そして近い将来「年末調整業務に挑戦」したいと思っていたので、次年度は有言実行します!

祖母のお陰で始めた書道

休みの日は、家の掃除をして、撮りためたビデオをのんびりと観るのが日課になっていますが、それ以外で唯一の趣味と言えるのは15年ほど続けた書道でしょうか。祖母から勧められて始めた書道ですが、雑念を取り払い集中して書き上げる書道に興味を持ち、左利きだった私は、苦労しながらも右手で書けるように練習をして、気が付けば8段を取っていました。できなかった事ができるようになる楽しさや達成感は、この書道で最初に学んだ気がします。年数を重ねると色々な字体が書けるようになり、少しずつ自分の成長を実感する事ができ嬉しかったです。書道道具一式は、現在妹が書道部で使用しているので手元に無いのですが、趣味に再挑戦するために、冬のボーナスで買おうかな?と思っています。